July 12, 2004
白骨温泉に入浴剤
白骨温泉といえば乗鞍の麓、秘境の温泉。白濁・アワアワが売りの、国内でも珍しい炭酸水素塩泉。俺もここの湯が大好きで、乗鞍方面に行くときには必ず立ち寄る名湯だ。
ちょうど今週末にも、乗鞍・新穂高方面でキャンプして、ついでに白骨温泉・泡の湯に入ってこようと思っていたところ…
白骨温泉の湯は石灰分で白く濁るのが特徴で「胃腸病などに効く」と効能を説明。乳白色の温泉が効き目があるとのイメージがあったため、入浴剤を混ぜるようになったという。
旅館組合は8日から野天風呂での使用を中止。旅館で入浴剤を使う場合は、表示するよう決めた。「深く考えずに続けていたが、お客さまを欺く行為でおわびしたい」としている。
同組合によると、野天風呂は1994年に営業を開始。96-97年ごろから、湯が乳白色にならなくなったため、営業開始前に毎日、入浴剤約0・8リットルを湯に混ぜていた。また旅館12業者のうち2業者が、天候や湯の温度の変化で白濁しなかった場合に、入浴剤を使っていた。
えー、マジかよ。しかし、これはあまりにあまりだなぁ。
だいたい白骨温泉なんて、松本からさらに1時間、途中林道を越えていくわけで、温泉好きでなければワザワザ行く気もしない、交通の便の悪いロケーション。
それだけに、たんに「カネボウ薬用入浴剤 旅の宿シリーズ・信州白骨」に入るのではなく、わざわざ遠くまで車やバイクを走らせて現地まで行く連中ってのは、源泉かけ流しの「本物の名湯」を求めてくるわけで。
そこに入浴剤入れるってのは、料亭でアジノモト使うようなもんでしょ。そりゃ違法じゃないけど、裏切りですよ、ねぇ。
不老不死温泉で出会った温泉旅人池田一行氏の言では、「よい温泉とは身体を洗うところじゃない。身体を洗うなら銭湯にいけ。よい温泉は、心を洗うところなんだ」という。まったくそのとおりだ。
そんな心の癒しの場で、騙まし討ちのような目にあうのは、まったくもってたまりませんな…
反省の弁もあるようだが、歴史の古い温泉だけに、へんな脚色に走らず、ありのままの自然を守って欲しいものである。
Posted by ryo at July 12, 2004 03:19 PM | TrackBack (115)Comments
がーん(AA略
good info
Posted by: pocket bikes at July 21, 2004 02:58 AMPost a comment


